ロッテホテルハノイで朝食を

アフタヌーンティーが好き」という人からは瀟洒とでも言いましょうか、なんだか丁寧な暮らしをされているんだろうなあという印象を受けますが、「ビュッフェが好きです」と書くと途端にバカさが漂ってくるから不思議です。いい店知らないんだろう感が噴出してしまっていますが事実なので仕方ありません。朝食バイキングが大好きな岡埜です。どこに出しても恥ずかしいおっさんでございます。

 

さて、私は朝から大変良く食べる人なのでホテルと朝食はセットなのですが、これまでで一番美味しかったのがタイトルにもあるロッテホテルハノイです。今回はこちらを自慢させていただきます。尚訪問したのはもう5年も前、加えてコロナのあれこれがあったでしょうから今は色々違うかもしれません。その上実は私、このときロッテホテルハノイには宿泊していません。諸事情によりレストランさえ無い本格的な安宿への滞在を強いられたため、近くにあったここまで足を伸ばして朝食だけいただいたという経緯があります。偉そうにしてすみませんが、ここから下は美味しいものの情報ですのでどうかご勘弁ください。

 

ブレッドバーコーナー。さすが元仏領

早速初手で強い札を出してしまいましたが、どうですかこの品揃え。奥にあるゴチいバゲットやらブールやらももちろん食べられます。デニッシュがビュッフェの枠をぶち破っていたために、エンドレスお代わりから抜け出すのに時間がかかりました。

 

パン以外はというと、写真が碌に残っていないのですがベトナムならではのフォーや生春巻きに加えて韓国資本らしく韓国料理もありました。ちなみにそれら含めた全メニューの中でアヒルのグリルが一番美味しかったです。ジューシー極まりないあのアヒル料理、日本で食べられたりしませんでしょうか…お心あたりのある方はこっそりお教えください。あと野菜は怖いので手を付けませんでした(洗うのに使われる水の衛生面という意味で)。

左奥はチーズ。チーズバーの写真は撮り損ねました

 

ビュッフェが好きと吐かしている割に見苦しい盛り付けを見せてしまい申し訳ないですが、もう一息のご辛抱で写真奥をご覧ください。ベトナムの市中で流通している牛乳は大方加糖なので、無糖牛乳を飲みたいときはまあまあ足を使う必要があります。僕の宿の近くでは取扱店を見つけられなかったこともあって、わざわざ高いお金を出してここまで来たというわけです。日本円で3000円くらいだったと思います。

 

ちなみに朝食会場は西湖を臨む63階です。日本に63階で食事できるところはまだない(はず)

3000円は決して安くないですが、滞在が長期間になる中で、無糖牛乳や美味しいチーズなんかが欲しくなったときのリフレッシュにはおすすめだと思います。窓際の席を陣取って、ハノイの有名な湖の一つである西湖を眺めながら自分の安宿から解放されてみてはいかがでしょうか。以上、ハノイのおすすめ現実逃避スポットについてお伝えしました。ひどい記事ですね。ではまた。